カンガルー、跳ねる! - オーストラリア留学記

2014-2017年のシドニー留学記。しばらく経ったけど忘備録として振り返ります!

語学学校(1) - 初日・先生が何言ってるかわからない

こんにちは、Tatsue(@_sueets)です。

オーストラリア到着から3日目の月曜日。

新しい週が始まりました。私はこの日からいよいよ語学学校に通い始めます。

 

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ラテンなクラス

クラス分けのテストは日本でリーディングとライティングしか受けていないため、初日にテストがあるかもと言われていました。

実際テストはなかったのですが、その分授業に遅れて参加。もちろんみなさん自己紹介等終わっていたようで、打ち解けている雰囲気に入っていくのがこわかったです。

クラスは私を含めて5人。

クラスメイト4人中2人がコロンビア人、あと1人ずつ、ブラジル、スペイン。

この時点でHelloよりHola寄りの教室。

先生はイギリス南部の出身でしたが、大学院でスペインに留学されていてスペイン語を話せるとのこと。

明日から私もスペイン語を学んだ方がいいのだろうか、と一抹の不安が心をよぎりましたが、みんながスペイン語を話していて理解できず困る、ということはコース中ありませんでした。

クラスメイトはみんなよく英語ができる子達だったので、英語で話してくれましたし。

 

「訛り」に出会う

しかしながら、私の問題はネイティブの話す「訛り」だったのです。

大学生の頃、滞在した英語圏はアメリカに2度、よく観た海外ドラマもアメリカのもの。

人生このかたアメリカ英語ばかり聞いていた私は、イギリス出身の先生の言っていることが全くわからなかったのです。

(まあアメリカ人の言っていることもあんまり理解できていなかったとは思う)

 

4割

この日、先生の話は4割も理解できませんでした。最初に留学を後悔したのは紛れもなくこの日です。

何の話をしているのか、何が面白いのか、何を聞かれているのか。

先生もおそらくゆっくりわかりやすく話してくれていたのだと思いますが、耳が英語に慣れていないせいもあって私はパニックでした。

初日が終わる頃には疲れ切っていて、このコースを受講するのはもう無理だと考えていました。

 

テストをパスしなければならない進学英語コース

語学学校というと、普通の学校とは違いテストもゆるく行われているようなイメージがあるかもしれません。

General Englishと呼ばれる一般英語コースはテストに落ちてクラスが下がっても、なんてことなく期間が終われば修了認定がもらえますが、私の在籍した進学英語コースはそうもいきません。

学校に進学するためのコースなのでテストをパスしないと修了認定はもらえないのです。

(IELTSを使って大学院に進学することも可能です。実際私は進学英語コースを修了したけれど、私の行った大学院と語学学校は提携していなかったので、IELTSで進学しました。だけどこの時はまだ出願する大学院を決めていなかったので、まずはコース修了を目指していました)

 

早すぎる弱音

授業が終わった後、先生に話しかける元気もなかったけれど、これは言わなくてはと思い、勇気を振り絞って「先生の言っていることが全然わからないから、私このコースをパスするのは無理だと思う」と先生に伝えました。

今思い返せば先生もびっくりだったと思います。初日にいきなり絶望した生徒がいるわけですし。

でも先生はゆっくり、こう話してくれました。

「まだ初日だよ。もう少しがんばってみよう?」

 

この時は「いやもうわかりきってるじゃん」と思う自分と「そうか、まだ始まったばかりだし」と思う自分もいて、でも、どうしたらいいのかなと考えようとしていました。

先生にさよならした後も、落ち込みながらその日は帰宅。

出鼻をくじかれた初日だったのでした。

 

 

この続きは3/15(木)に更新します。