3日間のカルチャーギャップ
こんにちは、Tatsue(@_sueets)です。
オーストラリアには8年前に遊びに来ていたので、懐かしいものもあったのですが、生活していく目線となると少し視点が違いました。
今回は最初の3日間で驚いた、カルチャーギャップをご紹介します。
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1時間損するサマータイムの始まり
私が到着した翌日の日曜日。
10月第1週目の日曜日には時計が1時間戻ります。サマータイムの始まりです。
実はこのサマータイム、英語では "Daylight saving" という名前で、夏というより1年の半分、日中の日差しを活用するため時計をずらします。
オーストラリアではサマータイムを取り入れている所とそうでない所があります。私の住んでいたシドニーでは導入していて、10月の第1週目には1時間遅くなり、4月の第1週目の日曜日には1時間早くなります。
時計は夜中の3時に一斉にリセットされ、朝起きたらあら不思議。寝ていた時間が1時間短くなってしまっているというマジックです。
スマホや電波時計は勝手に変わってくれるのですが、アナログ時計は変わらないので要注意。
日本とシドニーとの時差はこれで2時間となり、半年間日本の方が2時間早くなります。(オーストラリア国内でも時差があったり、サマータイムを取り入れてない地域もあるので、日本との時差は一概には言えません)
私の体感としては、夜に家族や友達と連絡を取る時など時差1時間の時の方が気が楽でした。時差が2時間になると、シドニー夜9時で日本は夜の11時なので、夕ご飯の後に電話しようと思っても少しためらわれます。
睡眠時間が1時間短くなるので前日は1時間早めに寝る方がいいかも。なんか損した気分ですけどね。
初めてのお昼ごはん
初めてのお昼ご飯は兄がショッピングモールのフードコートに連れて行ってくれました。フードコートはケンタッキーなどの有名なチェーン店もあるけれど、中華やケバブといった他国のお料理も割と幅広くあります。
とりあえず何が何だかわからないので頼んだのは中華。確かおかずを3つ選んで$9.99とかいうやつ。
これが、良くなかった。
シドニーはお水が良くない、とかそういった事はありませんが、お腹が慣れるまではあまり冒険しない方がいいかもしれません。
私は半日以上腹痛に悩まされました。
たぶん油が良くなかったんだと思います。
その後何度かフードコートでチャイニーズを食べたけどお腹は痛くならなかったので、短期で行かれる方や初めの頃は気をつけてくださいね。
英語がワカラナイ
今でこそ、道端で知らない人に何語で話しかけられても笑顔で対応できますが(チャイニーズのおばちゃんには中国語で話しかけられるのがデフォルト)、
この頃はそんな心構えもなく、得意だったはずの英語も全く聞き取れず、土地勘もなく、の3本立てでパニックでした。
みなさんご存知かもしれませんが、オーストラリアは歴史的に英国寄りです。そして日本の英語教育はアメリカベースです。
つづりが違ったり、発音が違ったりも当たり前にします。
のちに「(イギリス英語を基準として)スタンダードな英語を話すのは全英語話者人口の2%しかいない」と教えてもらってから分かり始めるのですが、英語は算数のように正解が1つではないのです。
「日本で英語を勉強するより、外に出た方が早い」とはよく言いますが、これも理由の1つかもしれません。
私たち日本人にとって、英語は学校の科目のひとつであり、100点を目指すものであるがゆえ「これじゃなきゃだめだ」という固定観念が心の底にあります。
英語の正解が1つではない事を体感として知る事によって、苦手意識や完璧主義を取り除くきっかけができるようになると思います。
本当に、この頃は誰が何を言ってるか全然わかりませんでした。電車のアナウンスも意味不明(シドニーの電車はよく遅れたり、一本なくなったりします)、お店で話しかけられても「何言ってんの...」状態だったし、道端でにこやかに話しかけられても「誰この人...」でした。
私はびびりなので1年ぐらい道端やお店の人を恐れていましたが、話しかけてくる内容はパターンがあるので、それに慣れれば大概どうってことないです。
でもいまだに田舎の方のおじいちゃん達は訛りが強すぎて何言ってるかわかりません。
次回の更新では、いよいよ語学学校に通い始めます。
3/1(木)「語学学校(1) - 初日・先生が何言ってるかわからない」です。